こんにちは!ツクセルブログのゆうへいです。
ネットショップを開業しようとすると、Wordpressなどで構築できるWooCommerceと、さまざまなアプリケーションを組み込めるShopifyとどちらで制作すべきか悩んでしまいませんか。
今回は、ネットショップの作成を検討している皆さん向けに、WooCommerceがいいのか?Shopifyがいいのか?を徹底的に解説していきたいと思います。
WooCommerceとは?
WooCommerceとは、ブログ(主にWordpress)を使ってECサイトを簡単に立ち上げるカートサービスです。
WordPress上で5万件以上インストールされており、世界中で使われています。
WordPressは、ブログサービスとして世界中で最も使われているもののひとつで、誰でも簡単に本格的なサイトを立ち上げることができます。
さらにその中で簡単にECサイトを立ち上げることができるようになったのは、WooCommerceの誕生のおかげというわけです。
つまり、これまでSEOなどでしっかり集客できているサイトであったり、メディア運用の知識があって集客できる人にとってはWooCommerceは非常に使い勝手の良いサービスということになります。
WooCommerceとShopifyの基本的なところを比較
まずWooCommerceとShopifyの基本的な情報を比較していきたいと思います。
WooCommerce | Shopify | |
会社名 | ー | Shopify Japan株式会社 |
所在地 | ー | カナダ |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 無料 | 29ドル〜 |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 |
テーマ | WordPressテーマ同様、世界中にテーマがあります。 | 1000テーマ以上、自作も可能 |
決済方法 | 「クレジットカード決済」「コンビニ(Pay-easy)決済」「銀行振込決済」「キャリア決済」「PayPal決済」「後払い決済」 | 「Shopify ペイメント」「Apple Pay」「Google Pay」「 Shop Pay」「 PayPal 」「Amazon Pay KOMOJU」「 携帯キャリア決済」「Paidy」「 GMOイプシロン 」「SBペイメントサービス 」「2Checkout 」「CyberSource」「 BitPay」 |
プラグイン | ワードプレスで利用できるものすべて。「WooCommerce Subscriptions」は年間199ドルが必要です。 | Shopify Apps(世界中のプラグインを利用可能) |
会社の所在地
WooCommerceはオープンソースソフトウェアであり会社としてサービスを運営しているわけではありません。Shopifyはカナダが本社となります。
Shopify
・会社名Shopify Japan 株式会社
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-18 WeWork 4F
どちらも初期費用は無料のサービス
WooCommerceもShopifyも初期費用は無料からスタートすることができます。ただ、Shopifyは月額料金が必要となります。最も安価なプランで29ドル(だいたい3300円)です。
ちなみに、Shopifyの料金プランは以下のようになっています。ほとんどの方にはまずはベーシックプランで十分ですが、手数料など若干違いますので注意が必要です。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
月額料金 | 29ドル | 79ドル | 299ドル |
ECサイトとブログ機能 | ○ | ○ | ○ |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
スタッフアカウント数 | 2 | 5 | 15 |
24時間体制サポート | ○ | ○ | ○ |
販売チャネルの追加 | ○ | ○ | ○ |
手動で注文作成 | ○ | ○ | ○ |
ディスカウントコード | ○ | ○ | ○ |
無料SSL証明書 | ○ | ○ | ○ |
カゴ落ち対策 | ○ | ○ | ○ |
ギフトカード | ー | ○ | ○ |
プロレポート | ー | ○ | ○ |
高度なレポート | ー | ー | ○ |
ペイメント不正分析 | ○ | ○ | ○ |
日本のカード手数料 | 3.4%+0円 | 3.3%+0円 | 3.25%+0円 |
海外/AMEXのカード手数料 | 3.9%+0円 | 3.85%+0円 | 3.8%+0円 |
Shopifyペイメント以外利用の追加料金 | 2.0% | 1.0% | 0.5% |
おすすめな人 | Shopifyを初めて利用する人、小規模なネットショップを運営する予定の人、まずはお試ししてから拡大していきたい人など。 | これまで他のネットショップを利用していて一定の売上が既に期待できる人、最初からある程度の規模のネットショップを動かしていきたい人。 | 大手企業や有名なブランドなど、すでに大きな売上や利益が期待できる会社。 |
Shopifyは日本語化されきっていない点も
非常にプラグインなども充実しており、売り上げを伸ばしていきたいならShopifyを使うべきと確信をもって考えています。
一方、Wordpressを使ってECサイトをつくりたいならWooCommerceがおすすめです。
Shopifyは日本語化されきっておらず、Q&Aなどをみても英語しか見つからないといったデメリットもございます。ぜひそう言った時には私たちShopifyのプロにご相談ください。
決済手数料の違いを比較
ネットショップの買い物では、クレジットカードの利用頻度が最も高いと思いますので、こちらをメインに決済手数料を比較したいと思います。
WooCommerce | Shopify | |
クレジットカード | ○ | ○ |
コンビニ決済 | ○ | ○ |
銀行振り込み | ○ | ○ |
後払い決済 | ○ | ○ |
キャリア決済 | ○ | ○ |
代金引換 | ○ | ○ |
Amazon Pay | ○ | ○ |
楽天ペイ | ○(GMOPG導入の場合) | ー |
PayPal(ペイパル) | ○ | ○ |
PayPay(ペイペイ) | ○ | ○ |
Stripe | ○ | ○ |
Square | ○ | ー |
Google Pay | ○ | ○ |
Amazon Pay | ○ | ○ |
WooCommerceの決済手数料
クレジットカードの決済手数料のみ
となっております。
非常に安く、どういった決済サービスでも対応できるのはWooCommerceの特徴ですが、一方で「すべて自分たちで作らなければならない」「すべて自分たちで管理しなければならない」ということがデメリットです。
例えば、決済周りに関しても、会社によるサポートがないので、もし顧客情報漏洩やハッキングなどが起きた場合には、すべての責任は運営者になってきます。
Shopifyの決済手数料
Shopifyペイメント〈ベーシックプラン選択時〉
国内(VISA、MasterCard):3.4%
海外&AMEX:3.9%JCB:4.15%参照元
となっております。
非常に対応決済も多く、手数料も安い印象です。JCBにも対応しています。
ただ、月額の手数料が必要になってきます。月額料金が29ドル(3300円)とすると、10万円程度の「売り上げ」が見込める場合には、Shopifyのほうが安くなると考えられます。
※10万円の売上があった場合、手数料差額の約3%が3000円程度に値するため。
入金サイクル
WooCommerceであれば、すべて自由に設定できる為、決済サービスを選べば最短即日で入金してもらうことも可能だと思われます。Shopifyであれば1週間に1度となっております。
WooCommerce | Shopify |
最短即日?(設定による) | 毎週日曜日締め 翌週金曜日払い |
結論:セキュリティなどリスクを考えるとShopifyの方がおすすめ
決済や入金サイクルなども含めすべて「自由」に決めることができるWooCommerceですが、サーバーの維持であったり、セキュリティであったりも自前で用意する必要があります。
一方、Shopifyであればそういった大規模なハッキングやサーバー負荷にも耐えうるように、世界でもトップレベルのエンジニアが多く在籍し管理にあたっており安心です。
月額29ドル程度であり世界中の企業が利用していることを考えると、Shopifyがおすすめだと思います。
カスタマイズの違いを比較
WooCommerceで可能なカスタマイズ
WordPressを使って構築していく為、基本的にはどのようなカスタマイズも可能といえるでしょう。
出来ないことはないとも言えますが、パッケージになっていない為初心者が手軽に作れるものではありません。
また、若干古い技術になってきているので、扱える人も減っており、最新のSNSや動画媒体などへ適応していくことができるのか?個人的には非常に不安です。(無理矢理対応していくことは可能だと思いますが)
なんでもできるWooCommerceですが、WooCommerceが会社でない以上、自分たちがすべての責任をおってカスタマイズし、顧客情報やハッキングから身を守っていかなければいけません。
Shopifyで可能なカスタマイズ
最初からロゴを削除することが可能です。(ただし29ドルの月額費用は発生します)。
テンプレートは無料のものも、有料のものも、非公式のものもあり、1000以上の世界中の人たちが作成しているテーマテンプレートを利用することが可能です。
また、サイトのデザインなども非常に自由度高く編集することができます。HTML、CSSなどはもちろん、Shopify向けのアプリケーションも世界中の人が作成しています。
また、Shopify Appsでは「できないことはないのではないか」と思えるほど、たくさんのアプリケーションを導入することができます。ただし、有料のものが多かったり、日本語対応しているものが多いわけではないので、利用については注意が必要です。
それぞれおすすめな人
WooCommerceがおすすめな人
私が考えるWooCommerceがおすすめな人をご紹介します。
・すでにWordpressに精通していて、SEOや構築に知見のある人。
・つくりたいサイトのイメージが明確で、自由度高く構築していきたい人。
・世界トップレベルの企業と同等のレベルでサーバーやセキュリティに自信がある企業。
Shopifyがおすすめな人
私が考える、Shopifyをおすすめしたい人をご紹介します。
・できるだけネットショップ起業で売り上げや利益をあげていきたい人。
・将来的に世界中で使ってもらえるブランドなどを作成していきたい人。
・今後、拡大するときにサイトを移すのが面倒な人。
・会員登録やLINE登録など顧客リストをしっかり作っていきたい人。
・世界最先端のサービスを使っていきたい人。
まとめ
今回はネットショップを開業する上で、ShopifyとWooCommerceの比較を行いました。
基本的には「やりたいことが明確でWordpressに詳しい人にはWooCommerce」がおすすめで、「安全性の高い中でカスタマイズしながら長期的にショップを運営していきたい人」はShopifyがおすすめです。
正直、ほとんどの人にとってはShopifyのほうがメリットが非常に多いと思います。またWooCommerceでスタートしたとしても、「大規模化してサーバー負荷が耐えられない」とか「運用コストが増大して楽に運営したい」と考えた時に、将来的にはShopifyに乗り換えなければならないタイミングはいつかくると思います。
ツクセルのサービスについて
弊社は、Shopifyを使ってネットショップを運営している事業者・個人の方向けのコンサルティングや制作代行を沖縄で行なっております(全国対応可)。制作費用 29万円からと業界でも最安値で、完全オリジナルテーマを制作させていただきます。
なぜオリジナルテーマがいいの?
無料・有料などのすでにあるテンプレートを利用してショップを運営することもできますが、やはり「別のサイトで見たことあるな」とお客様に思われてしまいます。いくら作り込まれたテンプレートでも、商品やブランドの世界観にあったオリジナルテーマほどはお客さんにとって買い物したいと思えるサイトにはなりません。
みなさんが作りたいサイトの構想をお伝えいただければ、弊社にてShopifyを使って制作代行させていただきます。
売上アップにつながるマーケティング施策をご提案
また弊社では制作代行だけでなく、Shopifyの運用代行・Instagramの運用代行なども行なっております。「Shopifyの最新動向」や「Instagmの最新動向」を常に私たちが追いかけながら、みなさんはECショップ運営に集中していただける仕組みです。
現役ECサイトオーナーだから悩みがわかる
弊社では、すでにいくつかのECサイトをShopify上にて運営しております。だからこそ、Shopifyでどうすれば売上が上がるのか?管理コストを下げれるのか?ということを常に本気で取り組んでいます。
WEB制作会社・コンサルティングのみを行なっている会社ではなく、現役のECサイト運営者だからこそ、ECショップ運営されている方の悩みや課題がしっかりとわかります。
まずは無料でお問い合わせください
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